ことばの心・言葉の力
元NHKアナウンサーが綴る名エッセイ。
50年間、女性アナウンサーの第一人者と誰もが認める王道を歩み続けてきた著者にも、不遇と思える時代があった。
押し寄せていた仕事の数が減り、心穏やかでない風が吹き出した。
いきなり訪れた空白の時間、著者が真摯に向き合ったのが古典の『枕草子』。
そしていま、彼女はラジオや講座での原文朗読をライフワークとしている――。
NHK時代のみずからの体験や、放送の現場で出会った‘人生の先輩’たちとのエピソードなど計45本のエッセイから伝わってくる、生き方の鍵のメッセージ。
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