三浦綾子 電子全集 広き迷路
広い迷路をさまよう人間の孤独と欲望を描く、サスペンス風長編。
旭川出身で、銀座のデパートに勤める早川冬美には、エリート会社員の町沢加奈彦という素敵な恋人がいた。
しかし札幌に出張中のはずの加奈彦を都心で見かけて以来、心に不安の影がよぎる…。
小心で平凡な人間に潜む欲望が、犯罪に結びついていく心理的サスペンス。
著者には珍しい推理小説風の作品。
1979年(昭和54年)にテレビドラマ化され話題を呼んだ。
「三浦綾子電子全集」付録として、三浦綾子記念文学館初代館長・高野斗志美氏による論評「登場人物を読む/冬美――『広き迷路』」を収録!
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