息もとまるほど
17歳の夏、一度だけ従兄弟ではなく恋人として、熱く求められた二日間――。
両親を亡くし、伯父の家で育った透(とおる)には、彰彦(あきひこ)は恋人以上に、兄で大切な家族だった。
この恋が成就しても、きっと皆を傷つける…。
血を吐く想いで諦めた透。
けれど11年後、疎遠だった彰彦が、なぜか会社を辞め実家に帰ってきた!! 再会して以来、優しい兄の顔を崩さない彰彦だが、時折仄暗く熱を孕む瞳で見つめてきて!?※電子版には、紙版に収録されている挿絵は収録されていません。
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