長身でハンサム、仕事もできる商社マン・塚越尚路の前に突然、現れた派手な外国人一行。<br />アグシエラ王国大使館員と名乗る彼らは、尚路の亡き祖父は前国王の弟で、尚路は最後の王位継承者だと告げる。<br />まさに青天霹靂! だが祖父に捨てられた祖母や母の苦労を知る尚路は反発する。<br />王室警護に当たる軍人・ミヒールはそんな尚路を説得しようと彼の家を訪ねる。<br />銀髪碧眼の美形のミヒールの見せるひたむきさに尚路は……。<br /> ※本文にイラストは含まれていません