宮城県緑原町に老人定住型施設「プラチナタウン」が開設され四年。<br />町は活気を取り戻し居住者は増えた。<br />だが、町長の山崎は不安を覚えていた。<br />いずれ高齢者人口も減り、町は廃れてしまう――。<br />山崎は、役場の工藤とともに緑原の食材を海外に広め、農畜産業の活性化を図ろうとする。<br />だが、日本の味を浸透させる案が浮かばず……。<br />新たな視点で日本の未来を考える注目作!