それなりの企業に勤めそこそこモテるのに、自分は主人公にはなれないと思っている雪谷。<br />理由は親友の湯原が全てにおいて一枚上手の主役タイプだったから。<br />その湯原が海外転勤してしまってからつまらない毎日を送っていたある日、行きつけのカフェの店員・慎が街で酔い潰れているところに遭遇する。<br />ドラマみたいだと思いつつ、行方不明の叔父を探していて家なしだという彼を、しばらく部屋に置くことになるが……?