ブラインドサッカーをテーマにした小説の第二弾「おまえ、ブラサカなめてんだろ」視力が落ちて約1年。<br />高校卒業を半年後に控え、一輝は自らの進路について悩んでいた。<br />ブラインドサッカーは楽しいけれど、将来の仕事には直結しない。<br />視力が落ちてから学び始めたプログラミングも、能力不足を感じている。<br />自分が目指すべきものは何か―もやもやしたまま臨んだ受験前最後の試合で、一輝は自分と同じ病気を抱える、同い年のブラサカ選手に出会う。<br />