97歳、今日も描き続ける洋画家の、22の無伴奏の記憶──100年近い歳月に日本やパリでふれあった22人との交遊を、卓越した感性と描写力でつづった底光りするエッセイ。<br />前作『とこしえのお嬢さん』につづき、永遠に埋もれかけた記憶のたぐいまれなる交遊の記録。<br />カラー口絵付。<br />