瀬戸内寂聴『京まんだら』のモデルともなった、伝説のお茶屋「みの家」。<br />その二代目女将が語る、祇園の今昔、しきたり、そして先代のこと……。<br />華やぎと情けの虚実のはざまで生き抜いてきた、母と娘の物語。<br />