「古典の文言(もんごん)なのか、わが言葉なのか、区別がつかないくらいになり、わが生を導く」ようになった『徒然草』からの原文を、中野孝次が選び抜いて’わが徒然草’を作りあげた。<br />総ルビつきの原文と現代語訳、そして思いを込めた解説。<br />南北朝の乱世を生きた兼好の永遠の古典が、時代を超え「今に生きる言葉」として蘇る。<br />