「暑かったから、博徒の妻に」なって以来、’罵倒観音’と言われつつも、年齢を重ねた後の拠り所は、結局互いに耐え抜いた夫婦だけ。<br />「どこまでいっても、あ?夫婦」。<br />ついに、極秘にしていた夫のことをつまびらかに。<br />加えて、子、嫁、父母、姑といった個性溢れる家族のこと、人生を悲喜こもごもに彩った忘れえぬイタリア男たちを語ったお蔵出しエッセイ。<br />イタリア語会議通訳にして名エッセイストの著者による抱腹絶倒の人生劇場。<br />