想像力・思想・文体・文章・テーマ等々、小物を構成する諸々の要素に触れて、何が本物の小説かを論じた長編評論「反小説論」。<br />’異常で病的で幼稚’な今日の文学の風潮を批判した「遊びと文学」。<br />ほかに、ユニークな作家論や折り折りの感慨をつづった随筆を収録。<br />『わたしのなかのかれへ』に続く第二エッセイ集である。<br />