汗でぬれたお金を本屋の主人に差し出し、本を見つめる少年の目の輝き。<br />こういう少年の姿は、今や、ない――無類の本好き、筋金入りの「本の虫」である著者が、本にまつわるイイ話、古本屋の謎、本が縁で知る人の心の温かさ……などなど、「面白くて奥が深い」読書人生を語り尽くす、最新書物エッセイ172編。<br />本と対話する男、無類の本好きが語り尽くす、軽妙洒脱な書物人生。<br />面白すぎて深すぎる、読書ワールドへご案内!