非行少年1万人あまりと、苦楽をともにしてきて得た結論は、非行の火種は、幼児期に消さなければならない、ということだ。<br />生まれたとき、無地であった子供に色をつけるのは、周囲の大人たちである。<br />それは、最も身近な親であり、教師である場合もある。<br />不良少年は、一人もいない、みんな不幸少年だ。<br />非行を防ぎ、非行から立ち直らせるための処方箋。<br />