旅するこころ
いい旅をするための知識と心がまえを説く本。
旅ブームの今日だが、軽薄な旅が多すぎる。
旅の専門家である著者が、旅の思想、歴史、問題点などを豊富な事例で語り、次の旅への効用を大にしてくれる。
――旅する人間の精神風土は、年々荒廃してきていないだろうか。
例えば、自然に対する我々の感応の貧しさ。
自然は旅における環境であり、旅先自体でもあるのだから、今こそ自然と人間のかかわりを見つめ直す好機である――との視点から、旅のさまざまな面を論じる「いい旅の仕方、考え方」。
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