『源氏物語』の男たち ミスター・ゲンジの生活と意見
名作を深く読んで、男の本質を探る名著。
源氏と夕霧、主人公達の人物評論の形で語る、永遠の男性像。
鮮明に描かれた光源氏の姿と心――情熱的な恋の渉猟者・源氏は、逆境に鍛えられた鋭い人間洞察家として、したたかな政治手腕で権力の頂点に到る。
その父親に厳しく導かれた嫡男・夕霧(ゆうぎり)は、廉直で頼もしい貴公子に育ち、一途な恋を実らせた。
二人の主人公にライトをあて、永遠に変らない男の本質、男の典型を、『源氏物語』で楽しむ、比類ない名著。
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