回帰
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【内容紹介・目次・著者略歴】人生論や哲学のみならず、山岳文学、画集、小説、翻訳など多岐にわたるジャンルで活躍した著者のエッセイ集。
この著者の心の内側では、いつも自然は生き生きと呼吸し、ゆたかに、そして無限に拡がる。
本書は、四季折りおりの草木・鳥虫・天体・気象など著者の自然への鋭い観察と清洌な詩心が織りなす掌篇45。
【目次】1 蒲公英2 小鳥が運ぶ春3 散りはじめた梅4 可憐な緑の歌5 春の喜劇6 菫の束7 感謝の歌8 爽やかな祈り9 藤花の宴10 松の虫の鳴く丘11 夜明けの露12 無言の挽歌13 言葉のない夜14 花咲く枝の下15 可憐な羞恥16 深い森での夢17 無色の美18 谷間の聖歌19 不作法を咎める声20 馬の鈴草の生えた道21 貝に託す想い22 南の風の吹く港23 山百合の花粉24 真夏の夜25 交叉する生命26 幻想に酔う27 忘却の晩夏28 悲痛な叫び29 憂いの美30 永劫の風31 朱色の糸32 秋の散歩道33 月光の曲34 赤蜻蛉35 空の鰯の群36 雨あがりの朝37 一枚の落葉38 虫の声細る39 後庭秋色40 海を撫でる光41 峠の道42 冬の夜風43 冬に埋まる村44 枯野45 欅の夢串田 孫一1915〜2005年。
詩人、哲学者、随筆家。
東京帝国大学文学部哲学科卒。
上智大学、東京外国語大学で教鞭を執る。
著作は、詩集のみならず、人生論、哲学書、画集、小説、翻訳など多岐にわたっている。
創文社の山岳雑誌『アルプ』の責任編集者も務めた。
著作には、『漂泊』『音楽帖 詩集』『南京玉の指輪『光と翳の領域 随想集』『文房具』『自然の断章』などがあり、100冊をゆうに超える。
主著は、詩集『羊飼の時計』、随筆集『山のパンセ』など。
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