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すらすら読める奥の細道

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月日は百代の過客にして、行きかふ年も又旅人なり――その魂、その言葉をいま一度、声に出して読みたい! 松尾芭蕉はなぜ旅に出たのか。
知っておきたい日本人のこころ。
大きな活字と総ルビつき原文、 立松和平の口語訳+エッセイ。
●時はすさまじい速度で流れ去っていき、芭蕉が「奥の細道」の旅に発足してから300年以上たったのだが、まったく色褪せることなく芭蕉の言葉は今も私たちの前にある。
芭蕉の身体は亡びたが、芭蕉の魂である言葉は今も時間の中を旅していて、なお永劫の未来へ向かって旅をやめようとはしないのである。
――(あとがきより)




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