「私は命を刻んで書きつづけるしか能がない…書きながら何かを少しづつ手さぐりで発見してゆくのだろう」。<br />阿波徳島での出生から、女としての新しい生き方を求めた悪戦苦闘の時代、そして作家として自立するまで。<br />情熱にすべてをかけて切り抜いた半生を振りかえり、見知らぬあなたに語りかける自伝的エッセイ。<br />