人生は、寄り道をしながら進むくらいがちょうどいい。<br />真っ直ぐと「人間」を描く小説を世に送り出し続けてきた著者。<br />ソフトボールに打ち込んだ学生時代、夢の職業だった編集者時代の心持ち、考えたこともなかった執筆への道、何気ない日常生活の一コマ。<br />そして今、小説に込める思いと決意――。<br />直木賞作家・木内昇を形づくる‘道草’の数々を集め、新たな一面が随所に垣間見られる初のエッセイ集。<br />