同郷で同世代で名前も同じ。<br />小説家・小川洋子とエッセイスト・平松洋子。<br />踏みしめてきた数々の「踊り場」を振り返れば、そこにはいつも本があった――。<br />ふたりはこんな本でできている。<br />アンネ、ドイル、ケストナー、増井和子、タブッキ、白洲正子、倉橋由美子、深沢七郎、藤沢周平……。<br />お二人が古今東西の名作を入り口に、本と人生を読みほどき、楽しく語り尽くした、滋味あふれる対話集。<br />