ポルトガルのビーチでパトカーに乗せられ、新宿ゴールデン街でなぜかフィンランドのヘヴィメタバンドと意気投合し、仕事場では愛する猫に癒される──。<br />それら全てが作家・吉田修一の一日。<br />そして、『悪人』『怒り』などベストセラーを生み出し続ける彼の素顔なのだ。<br />ANAグループ機内誌『翼の王国』の人気連載をまとめたエッセイ集第三弾。<br />本書を手に取ったあなたは、きっと旅に出たくなる。<br />