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堂場瞬一のデビュー作にしてスポーツ小説の金字塔『8年』から19年、満を持して続編刊行。
東京オリンピック。
野球アメリカ代表監督の大役は、元大リーガーの日本人に任された! 20年前、大リーグのニューヨーク・フリーバーズでプレーをしていた藤原雄大。
52歳となった今は、マイナーリーグの巡回コーチをしている。
ある日藤原は、現役時代のライバルで、大リーグ機構上級副社長であるヘルナンデスの訪問を受けた。
東京オリンピックのアメリカ代表監督が亡くなったため、代わりに監督をやってくれないかと打診されたのだ。
悩んだ末にその依頼を引き受けた藤原は、戦力補強のため、アメリカと日本の二重国籍を持つ大学生天才スラッガー、芦田をスカウトする。
しかし、そこには二つの故郷の狭間で苦しむ若者の姿があった――。
オリンピック関連のスポーツ小説を4社からリレー刊行する「DOBA2020プロジェクト」第4弾!
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