お笑いコンビ「たんぽぽ」の川村エミコが、ちょっと生きづらく、でもどこかほっこりするような日々を綴った、初のエッセイ集。<br />幼稚園の頃「あまり綺麗なほうじゃないです」と父に言われ、小学生時代のあだ名は「粘土」。<br />誕生日の日に母が作ってくれたのは皿うどん。<br />「書くこと」でたぐり寄せた、幸せでも不幸せでもない、かけがえのない記憶――。<br />