ハンニバル・レクター博士に憧れ、炊飯器を擁護し、要らぬ助言に噛みつき、よく腹を下す。<br />そんな偏屈でめんどくさい食いしん坊作家の自由な日常は、否応なくコロナ禍に侵食されていく。<br />それでも――。<br />あなたとわたしの欲望を肯定する、ひねくれものの力強い応援歌。<br />人気イラストレーター・北澤平祐氏の挿画もカラーで収録。<br />