父、愛猫に続いて、確執の深かった母を亡くした著者。<br />その母の葬儀で、1匹の猫と出会う。<br />小さなその猫が、止まっていた時間をふたたび動かし……。<br />経験からつむぎだされた優しい箴言も随所に光る。<br />今がしんどい人、老いゆく心身に向き合う人、大切なものを失った人、親との関係に悩む人、そして猫を愛するすべての人に贈る1冊。<br />愛らしい猫たちや美しい軽井沢の写真を、カラー口絵と本文にたっぷり収録。<br />味わい深い著者直筆コメントも必見!