本当の勇気は「弱さ」を認めること
傷つくのは怖い。
批判されたら腹が立つ。
失敗したら恥ずかしい。
本当の自分なんてさらけ出せない。
傷つきやすい世界に住んでいる私たちは、日常の様々なことによって、自分自身の「弱さ」や「傷つきやすさ」と対峙しなければならない事態におちいります。
そして、多くの場合、それは本当に居心地の悪いことなので、何とかして避けようとします。
ある時は、何も感じないように自分の心を麻痺させてみたり、またある時は、先手を打って他者を攻撃したり。
ヒューストン大学の人気教授で、人間の心の弱さについて長く研究してきた著者もまた、これまで自分自身の「心の弱さ」を認めることができずにいました。
しかしあるとき、自分の感情を仮面や鎧で守ってばかりでは、他者との信頼関係も築きにくく、自分自身の人生を味気ないものにする、ということに気づきます。
そこから著者は、自らも心の弱さを認め本当に強く優しい人間になるべく、七転八倒を繰り返します。
本書には著者のそのような生々しい多くのエピソードの他、著者がヒアリングをした様々な人々のあらゆる実例も豊富に盛り込まれています。
読むほどに、まるで自分のことが書かれているように思う方も多いはずです。
そして、読み終わる頃には、著者とともに人間として一回りも二回りも成長し、精神的に強くなった自分を見つけることでしょう。
*目次より1章 「いつも何かが足りない」という不安2章 「傷つくこと」について私たちが誤解していること3章 「恥」というグレムリンを退治する4章 なりたい自分になるために、武器を手放すということ5章 理想と現実のギャップを埋める方法6章 人間性を取り戻す破壊力のある関わり7章 「偽りのない」子育てのための終章
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