昭和23年、映画『二十四の瞳』の舞台となった香川県小豆島にある岬の分校に私はやってきた。<br />「おとこせんせ」「おなごせんせ」と呼ばれる両親と、毎日がお祭りのように賑やかだった分校の日々を綴る、懐かしくてあったかい、とっておきの感動エッセイ。<br />