避けられない老年期、やがて来る死。<br />人間は現在以上に長寿である必要は無く、時が来たならば、老人は死んでよいのである。<br />その死が人よりも早かろうが遅かろうが、その人にとって納得のゆく死であり、さらに他者にも死の意味が理解されたならば、相応しい時の相応しい死、それこそが真に自由な死と言えるのではないだろうか……。<br />「一億総老人時代」の現代に、老人の新たな「生き方」と「死に方」を提言する。<br />