お母ちゃん、なんで俺なんか生んだんだよ
岐阜県中津川市で、朝鮮人家庭に生まれ育った健太郎は、小学校の卒業を間近に控えていた。
友達にも恵まれ、充実した中学校生活を夢見ていたが、両親が離婚し、母と暮らすため三重県に移り住むことになる。
そんな健太郎を待っていたのは、壮絶な差別。
正義感が強く、我慢強い健太郎は、やがてサッカーと出合い、活路を見出していく――。
勢いある文章と、スピード感ある展開が読むものをひきつけ、友情や努力の美しさをストレートに伝えてくれる青春小説。
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