かけがえのない時間を爽やかに描いた、本格的青春スポーツ小説。<br />幼いころから剣道に打ち込んできた柘植虎次郎は、ある事件をきっかけに破門となってしまう。<br />高校に進学し、少林寺拳法部への入部を決意した虎次郎は、それぞれの理由で集まった個性豊かな仲間たちと出会う。<br />部員同士の絆、衝突、涙、葛藤――青春のすべてが詰まった本格的スポーツ小説。<br />