幼いころの大けが。<br />性の目覚め。<br />パリでの貧乏暮らし。<br />妻との出会い。<br />自動車事故。<br />暮らしてきた家々。<br />記憶に残る母の姿と、その突然の死。<br />「人生の冬」にさしかかった著者が、若き日の自分への共感と同情、そしていくぶんの羨望をもって綴る「ある身体の物語」。<br />現代米文学を代表する作家による、率直で心に沁みるメモワール。<br />