最後の愛人
24歳の愛人・さくら。
お前は俺の最後の女だ――。
私は自分の娘よりも10歳も若いキャバクラ嬢・さくらを愛した。
彼女こそ、私が永遠に愛し続ける女の容姿の原形だった。
しかしながら、70歳を越えた私のペニスはすっかり萎え切って、完全なるインポであり……。
そんなある日、突然、さくらが死んだ。
「先生ごめんなさい。
先生を愛してました」そんな遺書をのこして、24歳の若さで自殺を遂げた――。
なぜなんだ――残された72歳の作家がつづる慟哭と愛惜の日々。
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