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無人島のふたり―120日以上生きなくちゃ日記―

これを書くことをお別れの挨拶とさせて下さい――。
思いがけない大波にさらわれ、夫とふたりだけで無人島に流されてしまったかのように、ある日突然にがんと診断され、コロナ禍の自宅でふたりきりで過ごす闘病生活が始まった。
58歳で余命宣告を受け、それでも書くことを手放さなかった作家が、最期まで綴っていた日記。




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