神戸市広報課のホームページに2年にわたって連載され、大きな話題となった平民金子のエッセイ「ごろごろ、神戸」が、大幅な書き下ろし原稿を加えて待望の書籍化。<br />神戸の街を‘ごろごろ’とベビーカーを押しながら、子連れで商店街を歩き、昼間から酒を呑み、台所で鍋を振る。<br />失われつつある神戸の風景や人々への優しいまなざしと、育児に翻弄されつつも愛おしい子供との日々を、自らの写真と文章で描いた異色の子育て街歩きエッセイ。<br />