案内人のクロに突然、死を告げられた七海は、死を受け入れられず未練解消から逃げてばかり。<br />そんな七海を励ましたのは新人の案内人・シロだった。<br />彼は意地悪なクロとは正反対で、優しく七海の背中を押してくれる。<br />シロと一緒に未練解消を進めるうち、大好きな誰かの記憶を忘れていることに気づく七海。<br />しかし、その記憶を取り戻すことは、切ない永遠の別れを意味していた…。<br />予想外のラスト、押し寄せる感動に涙が止まらない――。<br />