本田の男は骨で闘う 本田圭佑、本田多聞を育てたオリンピアンの日本人の心を強くする言葉(あさ出版電子書籍)
●第1章 生きていく上で大事なこと・強い男は汚れたものを身につけない。
・人は流した涙の数だけ強くなれる。
・寝たところがベッド、出されたものが食事。
蓄えのある体をつくりなさい。
・たかがうんち。
されどうんち。
・魚は頭から食べる。
骨も残さない。
人が捨てるところを食べてこそ、たくましい体になれる。
・「大胆」は繊細さの裏返し。
トップをきわめるには、大胆さと繊細さの両方が必要です。
・人はいつか背広を着た社会人にならなければいけない。
問題はいつそれに気づくか、です。
・世間の風潮に乗せられて、人をもち上げたり、けなしたりするのは卑しい人間がすること。
・男は美学をもって生きなければいけない。
・三途の川を渡っても、向こう岸で合宿している。
そういう気持ちで生きていく人たちもいるのです。
●第2章 仕事をするとはどういうことか・「忙しい」が口ぐせの人とは付き合わない。
何をやらせても能力がない人だから・そこで自分が禄を食んでいるのなら、組織の掟には従わなければいけない・ほとんどの人間は十六番目の男。
でも十六番目の男にこそ、本当の価値がある・オリンピック選手の辞書に「嫌い」という言葉はない・誰もが心の奥にメダルをもっている●第3章 勝つために必要なこと・オリンピック選手は下痢して勝つのは当たり前。
三日寝なくても勝てる。
緊張を転嫁する方法を知っているからだ・「骨で戦う」とき、勝利の神が降りてくる●第4章 親であること、夫であること●第5章 自分を向上させるために■著者 本田大三郎●1935年熊本県に生まれる。
八代高校時代にハンドボール部のキャプテンとして活躍。
日本体育大学中退後、自衛隊に入隊、自衛隊体育学校でハンドボール、ラグビーなどの指導にあたる。
1964年の東京オリンピックにカヌー選手として出場。
「1000m カナディアンペア」に挑戦するも、予選で敗退。
その後、世界選手権などにも出場し、現役引退後、ミュンヘンオリンピックではコーチとして選手団に同行した。
●兄の孫は、プロサッカー選手でワールドカップ南アフリカ大会にも出場した本田圭佑。
長男はレスリング選手の本田多聞。
多聞はロサンゼルス、ソウル、バルセロナオリンピックに連続して出場後、プロに転向した。
圭佑が小学生のときからプロになっても書きつづけた「本田ノート」の生みの親として知られる。
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