1999年、『ノサバリズム』が刊行され、12年ぶりにパート2が発表された。<br />中堅企業の社長が、風流に文章を嗜むというテーマから、町工場の親父がこの10年ものあいだ、生き残るためのノウハウを学び、そのエキスを伝授しようという試み。<br />社会の現象を巧みにとらえ、ユーモアと毒舌のパターン。<br />しかし、間違いなく、サバイバルのヒントはこの一冊に隠されている。<br />