カレーの王子様はスーツがお似合い
離婚のごたごたで体調を崩し、勤めていた銀行も退職した南大佑。
一念発起して調理師の免許をとり、この春からオフィス街の一角でカレーの移動販売を始めた。
カレー専門店を営んでいた亡き父の秘伝のスパイスを目指していまだ試行錯誤中だが、おいしいと評判を呼び商売はまあまあ順調だ。
そんなある日、売り切れ必至の噂の温玉カレーを求めて毎日、店に通ってきてくれる年若いサラリーマン、新田泉と親しくなった。
偶然にも住まいが近所同士だったことも手伝って急速に仲を深めていく二人。
恋のときめきにも似た感覚に戸惑いながら、互いを意識し始めた頃、大佑が深夜、突然激しい痛みの発作に襲われて……。
ワンコなエリートリーマンと人付き合いにちょっぴり臆病になっているオトナのカレー屋さんのスパイシーラブ♪
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