面白くて、恐ろしい本の数々――。<br />足かけ4年にわたり『読売新聞』読書面に連載された書評コラム「井上ひさしの読書眼鏡」34編。<br />そして、藤沢周平、米原万里の本を論じる。<br />著者の遺稿となった書評集。<br />〈解説〉松山 巖