遥かなる山旅
山に登り、自然の中に身を置くことで、自らとの対話を続けた思索家の、山エッセイ・ベストセレクション。
「何故人は山へ登るのだろう」という問いかけに始まり、山行きの持ち物から記憶に残る思い出の山々、詩篇まで、四十六篇を収録。
『山歩きの愉しみ』改題。
〈編・解説〉高丘卓【目次】I小前奏曲 孤独な洗礼II 身支度 輪かんじき 道具 バドミントン・スタイル 時計と高度計 手帖 画帖 絵具 地図 乗車券 歩き方初歩 夏の山で気をつけること 山の灯 下山術 登山者と山の本III 山想 春蘭 光と水の戯れ 波 霙の降る林 高原の夕映え 暁の星 山と老人IV 山の博物誌 山の博物手帖 山に棲む虫 冬の手帖 春の手帖 夏の手帖 秋の手帖 岩上の想い 雪崩の音 山上の初光 静かな流れのほとりV 心の山 上高地の今昔 小海線の車窓 上信越の山と峠 鳥海山 和山の宿 雨飾山 穴あき沢 関東の山々 北海道の山 北穂高岳 小黒部谷遡行剣岳 意地の悪い山案内VI 詩篇 山頂 氷の岩峰
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