ワインに染まる パリから始まる美酒の旅
「二人がワインを飲まなければ、いやワインを飲むのが夫か私の一人だけであれば、私たちは、もう少し広くて快適な家に住んでいるに違いない」(本文より)パリに根を下ろし、フランスのワイン文化に魅せられて三十余年。
日々ワインに身を浸すなかで、今も新たな発見がある――ブルゴーニュの葡萄畑で見つける陶片に修道僧の生活を思い、歴史をひもとき、各地をめぐる。
醸造家たちとの語らい、銘酒の利き酒、スーパーマーケットで見つける掘り出し物、南仏、イタリア、グルジア、イスラエルのワイン、シャンパーニュの豪快な楽しみ方、ロゼをおいしく飲む方法……探求心とさまざまな出会いに育まれた深い味わいの体験的エッセイ
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