パリからの紅茶の話
コーヒー好きのフランス人は、どうしてお茶によそよそしいのだろう――パリに暮らして三十年、フランス料理とワインをこよなく愛好する著者が五感を通して積み重ねた、歴史と文化の街ならではの心躍る紅茶体験。
お茶とワイン、この二つの飲み物が持つ香りと味は、人の顔や性格のように変化と個性に富んでいて少しも退屈しない――「あとがき」より〈目次より〉チャールズ二世と紅茶/南蛮屏風と茶/マドレーヌか焼きパンか!/アブダビの紅茶/ティポットが語る十八世紀の優雅/お茶とワイン/マルコ・ポーロと茶と磁器/烏龍茶と石乳香/朝一番に飲むダージリン ほか
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