季節のうつろい、そして夫の病。<br />「忙しくくたびれて」日記を付けられなかった二年間をはさんで、ふたたび丹念に綴られた最後の一年間。<br />昭和四十四年七月から五十一年九月までの日記を収録。<br />田村俊子賞受賞作。<br />【全三巻】〈巻末エッセイ〉武田 花