介護がすんで、看取りも終えて、気がつけば老いの入口。<br />これからどう生きていこう。<br />老いの途上で、親の死は必ず訪れる。<br />介護や看取りの日々を経て、カラダとココロの構えや交友や旅、食事に対する趣も変わる。<br />また、どう見送っても、自分を責める気持ちや後悔を抱えていくのではあるが、親亡き後は、その先の人生に重みと安定を与えるはず。<br />両親を見送った人気エッセイストが、生と死や人と自然のつながりを優しくみつめ直す感動のエッセイ