謎だから知りたい。<br />分かりたい。<br />人の心があたため続けている「愛」を――。<br />近代短歌から、生まれたばかりの新鮮な現代短歌まで、五七五七七のリズムで詠まれる愛のうた。<br />人間のいとなみのなかで生まれた古今の短歌三〇〇首が、名手の読みときで鮮やかに輝く。<br />『鼓動のうた 愛と命の名歌集』を改題。<br />〈巻末対談〉西加奈子