星新一から村上春樹まで――かくも愉しき装丁今昔洗練と温かみを両立させたそのデザインの源泉は、幅広い好奇心と書物への愛着。<br />依頼を受け、ゲラを読み、絵を描き、文字を配して、紙を選ぶ。<br />描き文字の工夫、レイアウトや配色の妙、画材あれこれ、紙の質感にも心を配って、一冊が出来上がるまでのプロセスを具体的に紹介。<br />数多の装丁を手がけた和田さんが、惜しみなく披露する本作りの話〈電子版は和田さんの装丁をカラーで満載〉