川端康成、三島由紀夫ら若き日に仰ぎ見た先輩や、吉行淳之介、辻邦生、遠藤周作ら親しい作家たちとのエピソード。<br />思春期に読みふけった芥川龍之介、トーマス・マンの思い出。<br />そして偉大な父・斎藤茂吉の横顔。<br />北文学の原点となる作家や人物との交流をユーモラスに綴る。<br />〈エッセイ〉佐藤愛子〈解説〉阿川弘之