幸福とは何ぞや 増補新版
すべて成るようにしか成らん。
不愉快なことや怒髪天をつくようなことがあってこそ、人生は面白い。
死ぬことも怖くないし貧乏も怖くないし、どん底をくぐり抜けるということはありがたいことだった。
生きるとは、老いるとは、死とは、幸福とは……。
読めば力が湧く、愛子センセイのメッセージ。
(本文より)●すべて成るようにしか成らん。
そう思っています。
●幸福って欲望の充足では決してないんです。
●幸福とは何か? いい時も悪い時も腐らず怨まず嘆かず、どんな時でも平然としていられることだと私は思っています。
●もし、誰かに、あなたの人生でひとつ満足だったことは? と問われたら、私は「苦しいことから逃げなかったことです」と答えるでしょう。
●不愉快なことや怒髪天をつくようなことがあってこそ、人生は面白い。
温室のような環境にいると、人生への勇気がなくなるんです。
●生きるというのは苦しいこと。
私たちは楽しむためではなく、修行するために生まれてきたと思うことにしています。
そう思えば、苦しいことを避けたり、楽しくないからといって恨んだりしなくていい。
修行だと思えば、耐えやすいんです。
●苦労というものを不幸のように考えるのは間違いです。
苦労を乗り越えるから、自信というものが生まれるんですよ。
●いろいろあったけれど、辛いとか悲しいとか嘆く気持ちはなかったです。
戦場の兵士が敵との戦闘の最中に、辛いとか悲しいとか思わないのと同じです。
そんな暇がなかった。
人生の幸せとか喜びとか考えたことがなかった。
何が幸せかなんて、暇人のいうことと思ってました。
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