元帥王子との新婚生活は、壊れるくらい愛されて
エレノアは、訳あって家で預かることになった六つ年上の少年・クライブが苦手。
エレノアを「おちび」と呼んでレディー扱いせず、愛想もないクライブだったが、日々の剣の鍛錬だけは欠かさず目に見えて上達していく姿に、エレノアはいつしか惹かれていく。
しかしある日突然、クライブはエレノアに再会することを誓って去っていく。
――十年後。
二人は王家の晩餐会で再会。
凱旋帰国したばかりの元帥王子こそ、クライブその人だった。
エレノアはその場で婚約者として皆に紹介され、キスされ、祝福を受ける。
やがて輿入れをし、クライブに昼と言わず夜と言わず愛されて幸福の絶頂にいるエレノアだったが、クライブが礼拝堂で誰かと会っている気配に……!?
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